きうり加持

7月土用丑の日、8月土用丑の日

弘法大師がきうり加持で秘法を修したと伝えられる島唯一の加持祈祷で、当山で百二十年以上続いています。

【きうり加持】
夏の土用は木・火・土・金・水の「土」の働きが強く、相生の関係にある夏(五行の「火」)は特にその勢いが強く出て、五行のバランスが崩れ体調を崩しやすい。
「きうり加持」は、暑さが厳しい夏の土用丑の日に行う、木瓜(きうり=きゅうり)に病魔を憑かせて封じ込め、病気平癒・健康増進を祈念する秘法。木瓜を使うのは、木瓜が水気が多く病を移しやすいからだと言われている。